アントシアニンの効能

アントシアニンの効能・視力改善作用
 ブルーベリー類に多く含まれるアントシアニン(ブルーベリーの紫色の色素)は、ロドプシンの再合成を助ける効能があります。ロドプシンとは、目の網膜にある紫色の色素で、ロドプシンに光が当たる事によって生じる信号が脳に送られて、『目が見える』と、認識されます。しかし、ロドプシンは光にあたる事により、ビタミンAに分解され、もう一度ロドプシンに再合成されます。長時間目を酷使し続けると、再合成が間に合わず、ロドプシンは減少していきます。ブルーベリーなどに多く含まれる色素のアントシアニンには、ロドプシンの再合成を促進し、眼精疲労を回復し、視力を改善する働きがあるとされています。この色素のアントシアニンの作用こそが、ブルーベリーは目によいとされる一番の理由なのです。また、ブルーベリー類に多く含まれるアントシアニンは網膜に張り巡らされた毛細血管の保護・強化作用、血液循環を向上させる効果や、角膜・水晶体などに含まれるコラーゲンを安定させる作用もあるようです。
機能改善作用の即効性
 アントシアニン(ブルーベリーの紫色の色素)の眼精疲労回復、視力改善作用には、高い即効性が報告されています。アントシアニン(ブルーベリーの紫色の色素)の摂取後4時間程で回復が見られ、24時間程度で消失するとされています。ウサギによる実験では、アントシアニン投与後約10分後で、アントシアニンを投与されていないウサギに比べて約2倍のロドプシンが確認されたとの報告があります。また、ある釣り人達のグループで「釣行の直前にブルーベリー(アントシアニン)を食べると、浮子の動きが良く見える」と、誰かが言い出して、釣行の直前にブルーベリーを食べることがグループ内で流行したそうです。彼らは、それを「(ブルーベリーの)ドーピング」と呼んでいたとか。少々不謹慎な言い回しですが、それほどブルーベリー(アントシアニン)の即効性が感じられたということなのでしょう。
ブルーベリーを食べると暗い場所でも良く見える
 ブルーベリー(アントシアニン)の摂取によって、夜間の視覚機能、暗順応機能を促進し、いわゆる「夜目が効く」という効果が確認されています。ブルーベリー(アントシアニン)の研究は1915年くらいから始まっていたそうですが、1964年には、ブルーベリー(アントシアニン)で視力が改善し、夜目が効くようになったとのブルーベリー(アントシアニン)に関する臨床データが発表されています。
ブルーベリーによる糖尿病性網膜症の予防効果
 糖尿病の怖さはいろいろな合併症を引きおこしやすいと言う事です。その合併症のひとつ、毛細血管のトラブルによる網膜剥離などにおいて、アントシアニン(ブルーベリーに含まれる色素)の予防効果が注目されています。特にアントシアニンの一種、デルフィニジンには、毛細血管のトラブルを正常化する高い効果があるとされています。
アントシアニンの抗酸化作用
 アントシアニンは、目を始めとする体の老化や種々の疾患に深いかかわりのあるといわれている活性酸素を除去する抗酸化作用が認められています。活性酸素は、紫外線やストレスなどで体の中に発生し、大量に発生すると、ガンや脳卒中、動脈硬化を引き起こすこともあるといわれています。アントシアニンと同じ抗酸化作用のあるものとして、ビタミンCがありますが、アントシアニンはビタミンCより安定した抗酸化作用を示し、さらに、数あるアントシアニンを含む食品の中でもブルーベリーは特に強い抗酸化作用を示しています。
アントシアニンのコラーゲン安定作用
 アントシアニンにはコラーゲンを安定させる作用があります。コラーゲンとは、皮膚の弾力性を保つたんぱく質で、みずみずしい肌を保つのに不可欠なものです。また、コラーゲンは目の角膜や水晶体にも多く含まれています。アントシアニンはこの大切なコラーゲンの合成を促進する作用が認められています。同時に、アントシアニンが傷などの回復を早める作用もあるそうです。

アントシアニンの毛細血管保護・強化作用、循環改善作用
 アントシアニンには、ビタミンPに似た働きがある事が分かっています。ビタミンPは、ビタミンに似た働きのビタミン様物質で、フラボノイドとも呼ばれています。
体内組織に栄養や酸素を送る毛細血管には、適度な透過性が保たれている必要があります。ビタミンP(フラボノイド)は、毛細血管の透過性が良くなり過ぎるのを抑える効果が知られています。またビタミンP(フラボノイド)は、血小板の凝固を抑制し、血液をさらさらにするので、アントシアニン(ブルーベリー)にも血管の保護・強化、循環機能の改善が期待できます。
アントシアニンの抗炎症作用、抗潰瘍作用
 アントシアニンには局部の血行を高め、潰瘍などの粘膜の欠損を埋める抗潰瘍作用があるとされています。また、アントシアニンには炎症を押さえる働きも確認されており、その強さ(アントシアニンが炎症を抑える効果)はアスピリンの10倍もの効果がありながら、胃にも負担がかからないという、大変優れた力をもつとされています。
 古代米、ブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素。
抗酸化物質ポリフェノールの一種で、視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ目を改善し、視力を向上させます。
活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もあります。
農林水産省の実験で、肝障害のラットにアントシアニンを含むアヤムラサキジュースを飲ませると、血液中の有害物質が3分の1まで抑えられました。このことから、アントシアニンは肝機能を向上させることが分かりました。
最近の研究では、アントシアニンが血圧を上昇させる酵素の働きを阻害することが分かっており、血圧抑制効果が期待できます。

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